シンポジウム登壇予定の木庭淳子さんの抄録

帯津良一先生米寿記念ミニシンポジウム(3/23,24)にて登壇予定の木庭淳子さんの発表抄録を掲載いたします。

帯津良一先生米寿記念ミニシンポジウム(3/23,24)についてはこちらを参照ください


<発表抄録>

木庭淳子
ルミナスの和訪問看護ステーション、元がん看護専門看護師、IFPAアロマセラピスト、VTCT level3 complementaries

ホリスティックケアの体験、訪問看護を通して

キーワード
訪問看護、ホリスティックケア、ルミナスアロマヒーリング、アロマセラピー、レイキ、ヒーリングタッチ

私は、長い間看護師として勤務してきた。医学は進んでも治療の副作用や症状に苦しむ患者さんを看て患者さんに癒しのケアを届けたいと思い、退職後アロマセラピーを学んだ。そして、私はアロマセラピーを実践できる職場であり、補完代替療法を積極的に実施している当事務所に就職した。

1年前に長年精神疾患で入退院を繰り返していた利用者さんの担当になった。そう状態で眠れないときにリラックス目的で、また鬱状態で倦怠感を訴える利用者さんに身体症状の緩和としてアロマトリートメントを実施した。しかし、そう鬱状態が短期間(週あるいは日単位)で変化し症状をコントロールできずに苦しむ利用者さんを看て悩み、ヒーリングタッチを取り入れようと思った。私は、利用者さんにケアを提供するために以前学んだヒーリングタッチやレイキをテキストで復習し、レイキ練習会、Zoomでの瞑想会にも積極的に参加するようにした。私自身利用者さんのケアをするためにと思って参加したレイキ練習会だったが、私自身も心が平安になり、癒されているという体験をした。そして利用者さんにケアを提供する際に不安がなくなり自信をもって利用者さんにケアできるようになった時に利用者さんから、今までのアロマトリートメントだけの時とは違い、看護者の手を暖かく感じ、そう症状があっても眠れるようになり症状が緩和されたとの言葉が聞かれた。

私は、この訪問看護での実践を報告する。