帯津良一先生米寿記念ミニシンポジウム(3/23,24)
第18回『命輝く医療とは』/第57回生命情報科学シンポジウム
2024年3月23・24日(土・日)
詳細は、国際生命情報科学会(ISLIS,イスリス)のホームページ参照
第18回『命輝く医療とは』
~帯津良一先生米寿記念ミニシンポジウム~
ホリスティック医学と看護の過去・現在・未来
主催 国際生命情報科学会(ISLIS)
共催 国際総合研究機構(IRI) 科学平和文化財団(SPCF)
後援 国際ホリスティック看護協会(IHAN)
会場
千葉大学けやき会館2階(正門を入りすぐ左)
西千葉駅徒歩5分 総武線快速駅停車稲毛駅で乗換。千葉方面へ一駅
スケジュール
- 中 ルミ 看護師 (ルミナスグループ代表・国際ホリスティック看護協会理事長・ルミナスの和訪問看護ステーション代表取締役)
「ホリスティック医療と看護の歴史をたどる」 - 森嶌 淳友 医師 (表参道ウェルネス統合医療クリニック院長・日本ホロス臨床統合医療機構代表理事)
「ホリスティック医学にも AI により変革の波 ~氣を科学する時代へ~」 - 木庭 淳子 看護師(ルミナスの和訪問看護ステーション、元がん看護専門看護師、IFPAアロマセラピスト、VTCT level3 complementaries)
「ホリスティックケアの体験、訪問看護を通して」 - 矢島 実 先生 (アクア鍼灸接骨院 院長)
「未来のホリスティック医療 ~再生医療の可能性~」 - 帯津 良一 医師 (日本ホリスティック医学協会名誉会長・帯津三敬病院名誉院長・帯津三敬塾クリニック名誉院長)
総評
参加会費
2日参加6,000円(学会誌付) ISLIS会員4,000円 共催・後援会員5,000円
1日参加4,000円(学会誌付) 一日参加に割引はありません
米寿お祝い会参加会費 23日(土)4,000円
発表抄録
目指すは生と死の統合社会
帯津 良一 医師
日本ホリスティック医学協会名誉会長 帯津三敬病院 名誉院長(埼玉、日本)
要旨: 医療が戦いの最前線なら医学は最前線に武器や弾薬を届ける兵站部。医学を統べるのが科学の知なら医療を統べる のは臨床の知。現場はあくまでも医療である。だから治したり癒したりは方便にすぎず、医療の本質は患者と治療者が寄り添い 合うことである。体で寄り添い、心で寄り添い、命で寄り添うのである。しかも命で寄り添うためには死後の世界をしっかりと視野の 中に入れなければならない。つまりあの世とこの世を統合して初めて人間まるごとなのである。生きとし生ける者すべてが生と死 を統合した社会こそ本来の地球であり、ホリスティック医学の究極である。
キーワード:最前線,臨床の知,命に寄り添う,生と死の統合
ホリスティック医学にも AI により変革の波
~氣を科学する時代へ~会
森嶌 淳友 医師
表参道ウェルネス統合医療クリニック院長
要旨: ホリスティック医学は伝統医学やエネルギー医学などを含めた体全体をみていく医学であり,多くの先人の先 生方が西洋医学に取り入れて患者さんに寄り添う治療を行なってきた歴史がある.それゆえに西洋医学的な検査,すな わち古典物理学的な検査では評価が難しくエビデンスがとれないとされてきた.しかし,量子力学を用いた検査,いわゆ る周波数を用いた検査機器が最近は多く見られ,私も開業してから 10 年間,ドイツ振動医学バイオレゾナンスのレヨコ ンプを用いて診療に当たってきた.それを用いることでエビデンスを積み上げ学会発表や論文にすることができている.
周波数機器にて西洋医学の検査ではでてこない原因を突き止め治療することで,西洋医学だけでは治療が難しい状態 も治癒することが可能となる.周波数機器では検査だけではなく治療も可能であるのが素晴らしいところである.
最近,その周波数機器にも AI 機能が搭載されたものが出現しており,虹彩情報から経絡のバランスや細胞や臓器の問 題がわかり,さらに AI で調整することが可能となる技術がでてきている.さらに,それを応用したもので頸椎1番に AI が調整した周波数と音波を与えることで骨格のバランスを整え脳や神経を調整し臓器レベルまで調整する QQT とい う機器も開発され,まさに周波数だけで治療ができる時代が到来してきている.
そして心電図の波形からフラクタル検査を用いることで,心臓負荷,脳ストレス,ホルモンバランス,自律神経バランス, 脳波,経絡,チャクラなどを測定できる機器もでてきており,それらを使うことで氣の状態を把握することが可能となっ ている.さらに高濃度電子水を用いることで氣の状態を科学できるような時代になってきており,それぞれのデータを 供覧しながら未来のホリスティック医学について言及したいと思う.
キーワード:ホリスティック医学、エネルギー医学、バイオレゾナンス、周波数、振動医学、AI
ホリスティックケアの体験、訪問看護を通して
木庭 淳子 看護師
ルミナスの和訪問看護ステーション、元がん看護専門看護師、IFPAアロマセラピスト、VTCT level3 complementaries
私は、長い間看護師として勤務してきた。医学は進んでも治療の副作用や症状に苦しむ患者さんを看て患者さんに癒しのケアを届けたいと思い、退職後アロマセラピーを学んだ。そして、私はアロマセラピーを実践できる職場であり、補完代替療法を積極的に実施している当事務所に就職した。
1年前に長年精神疾患で入退院を繰り返していた利用者さんの担当になった。そう状態で眠れないときにリラックス目的で、また鬱状態で倦怠感を訴える利用者さんに身体症状の緩和としてアロマトリートメントを実施した。しかし、そう鬱状態が短期間(週あるいは日単位)で変化し症状をコントロールできずに苦しむ利用者さんを看て悩み、ヒーリングタッチを取り入れようと思った。私は、利用者さんにケアを提供するために以前学んだヒーリングタッチやレイキをテキストで復習し、レイキ練習会、Zoomでの瞑想会にも積極的に参加するようにした。私自身利用者さんのケアをするためにと思って参加したレイキ練習会だったが、私自身も心が平安になり、癒されているという体験をした。そして利用者さんにケアを提供する際に不安がなくなり自信をもって利用者さんにケアできるようになった時に利用者さんから、今までのアロマトリートメントだけの時とは違い、看護者の手を暖かく感じ、そう症状があっても眠れるようになり症状が緩和されたとの言葉が聞かれた。
私は、この訪問看護での実践を報告する。
キーワード:訪問看護、ホリスティックケア、ルミナスアロマヒーリング、アロマセラピー、レイキ、ヒーリングタッチ
未来のホリスティック医療 ~再生医療の可能性~
矢島 実 先生
アクア鍼灸接骨院 院長(千葉、日本)
要旨:再生医療の発展により、NMNサプリメントやミトコンドリア活性化などの
革新的なアプローチが注目されている。これらの手法は従来の医療を補完し、
身体と心の両面からヒーリングを促進する可能性がある。
組織や細胞の再生をサポートすることで、病気や老化に対する総合的な
アプローチが実現し、健康な未来を築くための希望を提供する。
キーワード:NMN 再生医療 ミトコンドリア 美容 健康 健康長寿 幹細胞 未病
ホリスティック医療と看護の歴史をたどる
中 ルミ 看護師
国際ホリスティック看護協会 理事長(千葉、日本)
要旨:ホリスティック医療と看護は、古代からの歴史を持つ古代の医療では、
身体だけではなく精神や社会的側面も含めたアプローチが行われていた。
19世紀には、フローレンス・ナイチンゲールが看護の近代化とホリスティック
なアプローチを提唱し、患者の心身の健康を促進した。現代では、ホリスティック医療と看護は
病気の根本原因や患者のライフスタイルにも目を向け、総合的なケアを提供している。
キーワード:ホリスティック看護 ホリスティックアプローチ アロマ
ヒーリング レイキ ナイチンゲール 訪問看護 補完代替療法 ホリスティックケア ルミナスアロマヒーリング アロマセラピー ヒーリングタッチ
シンポジウム レポート
2024年3月23・24日(土・日)2日間に渡り
国際ホリスティック看護協会と国際生命情報科学学会による合同シンポジウム、第18回命輝く医療とはシンポジウム@千葉大学
~帯津良一先生米寿記念シンポジウム~
ホリスティック医学と看護の過去・現在・未来
が、無事に終了いたしました。ご参加いただきました皆様ありがとございました。
参加者の皆さまからのレポートをご紹介させていただきます。
ホリスティック医学の第一人者である帯津良一先生からの貴重なお話がありました。中国の病院視察で得た知見や、患者さんと対等な立場で向き合う姿勢について述べられました。ホリスティック医学の視点から、死を命のプロセスと捉えることの重要性や、患者さんとの関係性について触れられました。また、自然治癒力を高めることが地球の自然治癒力を高めることにつながるという考えについても語られました。
また、一人で飲んでいると地球が滅びるのではないかという不安から、自然治癒力や地球のエネルギーについて学び、自己のエネルギーを高める努力を始めたというエピソードもありました。先生の氣功による心地よさを感じる一幕もありました。
そして、患者さんとの戦略を練り、心の養生や自然治癒力の向上を図ることの重要性についても語られました。具体的な生活習慣や取り組みを挙げ、自身の実践例も共有されました。
ルミナスの和訪問看護ステーションからは、木庭看護師が訪問看護でのアロマやヒーリングのケアを行った事例について発表しました。層鬱の症状が緩和され、穏やかに日々を過ごせるようになった経過や、その要因について述べられました。看護師自身の在り方やアプローチの重要性についても触れられ、看護を通じての成長や喜びについても言及されました。
本シンポジウムにご参加いただいた皆様、そして事務局の皆様、心より感謝申し上げます。
そして何より帯津良一先生、米寿おめでとうございました。これからもどうかご健康にご自愛の上、ご活躍をご祈念いたします。日本のホリスティック医療の道を広めてくださったこと心から感謝いたします。
主催 国際生命情報科学会(ISLIS)
共催 国際総合研究機構(IRI) 科学平和文化財団(SPCF)
後援 国際ホリスティック看護協会(IHAN)